【札幌市東区】コスモ脳神経外科が閉院|通院中の方が今確認したいこと

※コスモ脳神経外科は、2026年5月29日に閉院措置をとっています。その後、運営する医療法人社団コスモ脳神経外科が破産手続き開始決定を受けたことが報じられています。この記事では、閉院後に診療記録や薬の引き継ぎ、次の受診先を確認したい方に向けて、確認先と動き方を整理しています。

かかりつけの病院がなくなると知ったとき、次をどうすればいいか、すぐには動けないことがあります。特に脳の病気や頭痛で通っていた方は、記録や薬の引き継ぎのことが気になるはずです。

東区どさんこプレスのエリア担当ライター、ハルです。東区内を車で動くことが多く、気になる施設は場所や行きやすさから先に調べる癖があります。今回は、コスモ脳神経外科の閉院について、患者さん目線で確認しておきたいことをまとめました。

閉院日、破産手続き開始決定の報道、診療記録のこと、次の受診先の探し方の順に書いています。

目次

コスモ脳神経外科は2026年5月29日に閉院措置

医療法人社団コスモ脳神経外科(札幌市東区北21条東21丁目)は、令和8年(2026年)5月29日に閉院措置をとっています。院内に掲示された文書では、閉院理由について「諸般の事情」と案内されていました。

その後、同法人が2026年6月19日に札幌地方裁判所から破産手続き開始決定を受けたことが報じられています。閉院については、院内掲示で案内されていた内容に加えて、破産手続き開始決定の報道も出ている状況です。

2005年の開院以来、脳ドックや脳神経外科外来、リハビリなどで地域の患者さんが利用してきた施設でした。

また、2026年5月29日に同院へ電話で確認したところ、同日時点では新規患者の受け入れはしていないとのことでした。通院中だった方や、記録・薬の引き継ぎについて不明点がある方は、電話がつながるうちに確認しておくとよさそうです。

破産手続きの報道と、患者さんが確認したいことは分けて考える

運営法人の破産手続き開始決定は、閉院の背景を知るうえでは大きな情報です。一方で、患者さんにとってまず必要なのは、診療記録、検査結果、薬の継続、次の受診先をどう確認するかです。

破産手続きに関する情報と、医療面の相談先は同じではない場合があります。体調や薬の相談は、次に受診する医療機関や薬局、公的な医療相談窓口などに分けて確認する必要があります。

この記事では、破産手続きの細かな内容ではなく、閉院後に患者さんが困りやすい確認事項を中心に整理します。

自分が対象かどうか、まず確認したいこと

現在通院中だった方、脳ドックを受けたことがある方、リハビリを継続していた方は、早めに確認した方がよい場面があります。

かつて受診した方でも、検査結果や画像データが手元にない場合は、問い合わせ先が分かるうちに確認しておくと動きやすいです。診療記録には保存期間の決まりがあります。

まずは、手元にあるものを確認してみてください。お薬手帳、紹介状、検査結果、MRIなどの画像データ、診察券、領収書などがあると、次の医療機関へ相談するときに話がしやすくなります。

閉院後の診療記録はどうなるのか

診療記録(カルテ)は、法令上5年間の保存が求められています。ただし、閉院後にどこで保管されるか、どの窓口で開示申請を受け付けるかは、医療機関の引き継ぎ方針によって変わります。

画像データや検査結果についても、すぐに手元へ取り寄せられるとは限りません。保管先、申請方法、費用、受け取りまでの日数は、確認が必要です。

閉院直後は、まだ電話がつながる場合があります。院内掲示には「スタッフまでお尋ねください」という案内もあったため、診療記録や検査結果について不明な点がある方は、まず元の病院へ問い合わせてみるのがよさそうです。

カルテや検査結果を手元に取り寄せるには

診療記録の開示(カルテ開示)は、患者本人が申請できるのが一般的です。閉院後も、引き継ぎ先や保管先に申請できる場合があります。

申請時に確認したいもの

本人確認書類、医療機関所定の申請書、代理人が申請する場合の委任状や続柄確認書類など。必要書類は医療機関や保管先によって異なるため、申請前に確認してください。

費用の確認

事務手数料、複写代、画像データの媒体代などがかかる場合があります。費用や支払い方法は、問い合わせ時に確認しておくと安心です。

受け取りまでの期間

申請してすぐ受け取れるとは限りません。次の受診日が近い方や薬が残り少ない方は、急ぎの事情があることを申請時に伝えてください。

薬の処方が途切れそうな方が確認すること

脳神経疾患で継続的に薬を処方されていた方にとって、処方が途切れるのは困る話です。まずは、手元に残っている薬の量と、次の診察までの日数を確認しておきましょう。

お薬手帳があれば、別の医療機関でも処方内容を確認しやすくなります。手元にない場合は、利用していた保険薬局に履歴が残っている場合もあります。

薬を自己判断で中止すると体調に影響することがあります。残薬が少ない方は、受診先探しとあわせて、早めに医療機関や薬局へ相談してください。

東区周辺で受診先を探すときの確認先

医療機関を探す場合は、厚生労働省の「医療情報ネット(ナビイ)」や、北海道救急医療・広域災害情報システムで、診療科目や地域、受付時間を確認できます。

東区周辺で受診先を確認するときは、たとえば次のような医療機関も候補になります。ただし、初診の受け入れ、予約の要否、紹介状の要否、当日の受付時間は変わることがあるため、必ず公式サイトや電話で確認してから向かってください。

  • 札幌いそべ頭痛・もの忘れ栄養クリニック(東区北36条東15丁目)
  • 札幌東徳洲会病院(東区北33条東14丁目)
  • 上記以外の近隣医療機関は、医療情報ネットなどで「東区・脳神経外科」「東区・脳神経内科」などの条件で確認できます

病名や症状によって、脳神経外科がよいのか、脳神経内科や内科から相談するのがよいのかは変わります。受診したい医療機関が決まったら、これまでの通院先が閉院したこと、紹介状や検査データの有無、薬の残量を伝えて相談すると話がしやすくなります。

車で行く方は、駐車場の有無だけでなく、入口や受付の場所も確認しておくと初めてでも動きやすいです。Googleマップの表示は参考になりますが、最新の状況は医療機関の公式情報で確認してください。

紹介状がもらえなかった場合の対応

閉院時に紹介状が発行されなかった場合でも、受診先によっては初診として相談できる場合があります。その際は、診療情報提供書(紹介状)が手元にないことを受付時に伝えると、必要な案内を受けやすくなります。

一定規模以上の対象病院では、紹介状なしで受診すると、通常の医療費とは別に特別の料金がかかる場合があります。病院ごとに扱いが異なるため、受診前に公式サイトや電話で確認しておくと安心です。まず近隣のクリニックに相談し、必要に応じて大きな病院へ紹介してもらう流れも選択肢になります。

脳ドックの結果データを持っている方へ

過去に脳ドックを受けて結果を手元に保管している方は、その記録が次の医療機関でも役立つ場合があります。経年変化を見る際に、過去の検査結果や画像データが参考になることがあります。

画像データ(MRIなど)をCD-ROMなどで受け取っていた場合は、保管場所を今のうちに確認しておくとよいです。受け取っていない場合は、カルテ開示や検査結果の取り寄せとあわせて相談できるか確認してみてください。

ハル

MRIのデータがあると、次の受診時に話が早いことがあります

問い合わせ先が分からないときの探し方

閉院後の問い合わせ先が分からなくなった場合は、まず元の病院へ連絡し、つながらない場合は公的な相談窓口を確認する流れになります。

STEP
元の病院に電話で問い合わせる

閉院直後はまだ電話がつながる場合があります。コスモ脳神経外科の代表番号(011-787-5858)に問い合わせてみてください。

STEP
つながらない場合は札幌市の相談窓口を確認する

医療に関してどこへ相談すればよいか分からない場合は、札幌市医療安全相談窓口(011-622-5159)に相談できる場合があります。診療内容の判断や病院の推薦をする窓口ではないため、相談したい内容をメモしてから連絡すると話が進めやすいです。

STEP
公的な医療機関情報を確認する

受診先を探す場合は、医療情報ネットや北海道救急医療・広域災害情報システムなどで、診療科目や地域を絞って確認できます。ただし、初診受付や予約の要否は変わることがあるため、最終的には受診前に各医療機関へ確認してください。

次の受診先は早めに確認しておくと動きやすい

まずは、手元の薬の残り、お薬手帳、検査結果や画像データ、紹介状の有無を確認しておくと、次の医療機関へ問い合わせるときに話がしやすくなります。

閉院直後は電話がつながる可能性がある一方で、日が経つほど確認先が変わることもあります。急ぎの症状がない場合でも、薬や記録の引き継ぎが気になる方は、早めに候補の医療機関へ受付方法を確認しておくと安心です。

急な激しい頭痛、片側のまひ、ろれつが回らない、意識がぼんやりするなどの症状がある場合は、受診先探しよりも救急相談や119番を優先してください。迷う場合は、救急安心センターさっぽろ(#7119 または 011-272-7119)に相談する方法もあります。

なお、現在かかっている病気の治療内容や薬の飲み方については、救急相談では対応できない場合があります。薬の継続や処方については、受診予定の医療機関や薬局に相談してください。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「東区どさんこプレス」ハル

札幌生まれ札幌育ちのどさんこライターのハルです。地域情報メディア『東区どさんこプレス』で、暮らしに役立つ地元情報を発信しています。

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