旧車イベントへ行く前に気になるのは、会場にどんな車が並んでいるのかということではないでしょうか。名前を知っている車だけでなく、写真を見て初めて気になる一台が見つかることもあります。
東区どさんこプレスのハルです。2026年7月26日、開始10分前から11時30分頃まで、当別町のロイズタウン工場特設会場で開かれた「ROYCE’ NOSTALGIC CAR FESTIVAL 2026 at ROYCE’ TOWN」を歩いてきました。
今回は、現地で撮影できた国産車、ヨーロッパ車、アメリカ車を写真中心で紹介します。年式と車名は現地の展示表記や当日の記録をもとにしていますが、撮影できた車両は展示の一部です。

国産車は1960年代から1980年代まで
国産車の展示では、1960年代のオープンカーや小型車から、1980年代の大型セダンやスポーツカーまで確認できました。同じメーカーの車がまとまっている場所もあり、年代による形の変化を見比べながら歩けます。
三菱車は横一列に並んでいた

三菱車は、会場の一角に7台ほどが横一列に並んでいました。今回は一台ずつの車名までは確認できませんでしたが、少し離れた場所から列全体を見ると、フロント部分の形や車体サイズの違いが分かります。
センチュリー、レビン、セリカXXが並ぶトヨタ車
トヨタ車では、1981年式センチュリー、1972年式カローラレビン、1979年式セリカXXなどを確認しました。大型セダンのセンチュリーと、小さなクーペのレビンでは、同じメーカーでも正面から受ける印象が大きく異なります。



北米仕様として展示されていたセリカ スープラは、正面だけでなく後ろ姿も印象に残りました。角張ったフロントに対し、後部にはルーバー状のパーツ、横長のテールランプ、大きな「TOYOTA」の文字があります。


フェアレディから大型セダンまで並ぶ日産車
日産車は展示台数が多く、スポーツカー、大型セダン、小型車を続けて見られました。1968年式日産フェアレディSR311は、丸いライトと低い車体に加え、フロントの「DATSUN」の文字も目を引きます。

このほか、1976年式グロリアSGL-E、1975年式ローレルSGX、1986年式プレジデント、1974年式ブルーバードUなどもありました。大型車を並べて見ると、グリルの幅やライトの配置にそれぞれ違いがあります。




1987年式フェアレディZ、1974年式チェリーX-1R、1987年式Be-1も撮影しました。年代が近くても、低く長いスポーツカーと、丸みのある小型車では形が大きく異なります。



スカイラインでは、1973年式2000GT、1971年式の通称ハコスカのほか、1976年式スカイラインの改造車も展示されていました。改造車は後ろ姿だけでなく、開けられたエンジンルームも見ることができました。




S800、Z、ライフが並ぶホンダ車
ホンダ車では、1966年式S800、1974年式ホンダZ、1972年式ライフを確認しました。S800は小さな車体に長めのボンネットを備え、Zとライフはコンパクトな車幅と丸いライトが印象に残ります。



ヨーロッパ車は小型車から大型高級車まで
ヨーロッパ車では、フィアットの小型車、ジャガー、ボルボ、ロールス・ロイス、メルセデス・ベンツなどを撮影しました。同じヨーロッパの車でも、車体の大きさやフロント部分の形は大きく異なります。
丸いライトと縦長グリルのジャガー Mk2
1960年式ジャガー Mk2 3.8は、縦長のグリル、丸型ライト、曲面の多いボディが目に留まりました。正面に細かな装飾が集まり、角張った1980年代の車とは違う雰囲気があります。

長いボンネットが目を引くボルボ1800E
1971年式ボルボ1800E クーペは、長いボンネットと低い屋根が印象的でした。正面の丸型ライトだけでなく、横から見たときのクーペらしい形も見ておきたい一台です。

1989年式ロールス・ロイス シルヴァースピリット、1966年式ランドローバー109 タイプII、メルセデス・ベンツ450SLCなどを確認しました。大きな縦型グリルを備えたロールス・ロイス、角張った車体とボンネット上のスペアタイヤが目を引くランドローバー、低く長いクーペのメルセデス・ベンツと、同じヨーロッパ車でも形や用途の違いがはっきり分かります。



アメリカ車は1930年代から1980年代まで
アメリカ車は、1930年式フォード・モデルA ロードスターから、1983年式リンカーン・コンチネンタル Mark VIまで年代の幅がありました。スポーツカー、ピックアップ、大型クーペなど用途も異なり、一つの国の車だけでも見比べる場所が多くあります。
1930年式フォード・モデルA ロードスター
屋外で目に留まったのは、赤い車体のフォード・モデルA ロードスターです。独立した黒いフェンダー、大きな丸型ライト、細いタイヤなど、現在の乗用車とは異なる形を間近で見られました。

GT40 Mk Iとコブラ427は低い車体が印象的
倉庫内では、1966年式フォードGT40 Mk Iとして展示されていた車両と、1965年式コブラ427として展示されていた車両が並んでいました。どちらも赤い車体ですが、GT40は幅が広く直線的で、コブラは丸く張り出したフェンダーが目立ちます。


ピックアップやクーペも並ぶアメリカ車
青い1956年式フォードF-100は、大きなボンネットと荷台を備えたピックアップです。このほか、1956年式フォード・サンダーバード、1968年式フォード・マスタング、1963年式マーキュリー・コメットS-22も確認しました。




大型グリルとクロームを見比べる
大型車では、1965年式のキャデラック・クーペ・ドゥビル、1966年式ビュイック・リヴィエラ、1958年式インペリアル・ルバロンなどが並んでいました。横に広いグリル、厚みのあるバンパー、長いボンネットなど、正面から見ただけでも一台ずつ違いがあります。



1950年代の車から1980年代のリンカーンまで進むと、丸みやクロームを強調した形から、直線を多く使った角張った車体へ印象が変わります。性能を詳しく知らなくても、ライトの数、グリルの幅、ボンネットの長さを見るだけで違いを感じられました。


屋外と倉庫で展示の雰囲気も変わる
屋外では、青空の下で複数の車を続けて見られました。一方、倉庫内にはGT40 Mk I、コブラ427、キャデラック、ビュイック、フォードF-100などが並び、照明や床の雰囲気も屋外とは異なります。
車体全体を撮るなら屋外、グリルやライトを近くで見比べるなら倉庫内というように、場所によって写真の見え方も変わりました。倉庫内は人が集まると通路の流れがゆっくりになるため、撮影時は周囲の通行を妨げない位置で待つ必要があります。
子ども向け企画と飲食スペースもあった
会場では、スタンプラリー、ゴーカート、旧車の運転席体験、バンド演奏も行われていました。今回の案内ではゴーカートは小学生以下向けとされていましたが、対象条件や受付方法は開催時の案内で確認してください。
キッチンカーとテーブル席もあり、午前11時に近づくにつれて食事をする人が増えていました。仮設トイレと喫煙ブースも確認しています。
車で訪れるなら開始前の到着も選択肢
わたしが着いたのは開始10分前でしたが、会場近くの来場者用スペースには、すでに入庫する車が続いていました。開始直後には来場車両がさらに増え、入口付近で駐車場所を探す車も見かけました。
今後同じ会場で開催が案内された場合、車で向かうなら少し時間に余裕を持つ方法があります。利用できる駐車場や満車時の対応、JRやシャトルバスの運行については、その年の公式案内を確認してください。
写真で気になった一台から見ていく
今回撮影できた範囲だけでも、国産車、ヨーロッパ車、アメリカ車で年代も用途も異なる車が並んでいました。すべての車名を覚えていなくても、丸いライト、縦長のグリル、長いボンネット、小さな車体など、写真で気になった部分から見ていけます。
次に同じような旧車イベントを訪れるなら、正面だけでなく後ろ姿や横からの形も見てみたいところです。セリカ スープラのように、車の後ろへ回って初めて気づく特徴もありました。












