札幌で手持ち花火はできる?公園禁止と豊平川河川敷の確認ポイント

夏の夕方、手持ち花火を用意したあとで「近くの公園なら大丈夫かな」と迷うことがあります。札幌では、公園と豊平川河川敷を同じ感覚で選ぶと、利用ルールを取り違えやすいところです。

東区どさんこプレスのエリア担当ライター、ハルです。わたしも車で寄り道する前は、入り口や利用条件を先に見ておきたいほう。花火も、現地へ向かう前の確認が大切だと感じます。

この記事は、2026年7月29日に札幌市のFAQ、札幌河川事務所の豊平川マップPDF、市議会での質疑をまとめた活動報告を確認したうえで整理しています。

ここでは札幌市内の公園で分かっていること、豊平川河川敷で立ち止まりたいこと、当日に見る場所を順にまとめます。

目次

札幌市内の公園では個人の花火は禁止

札幌市のFAQでは、市内すべての公園で花火の使用は禁止と案内されています。手持ち花火なら小さいから大丈夫、と分けて考えず、公園は候補から外しておくのが分かりやすいでしょう。

町内会等の行事で火気を使用したい場合は、各区土木センターの公園担当へ連絡する案内があります。ただし、これは町内会等が行事として相談する場合の扱いで、個人利用の例外ではありません。

2026年3月の市議会質疑をまとめた活動報告でも、札幌市側の答弁趣旨として、引き続き町内会が条件を満たした場合に実施を認める考えが示されています。

バーベキューができる公園や、指定された場所で火気を使える施設もあります。ただし、その案内を花火までできる意味に受け取るのは別の話です。

ハル

個人で花火をする場所を探すなら、公園は最初に外しておくと迷いにくい

花火の候補は土地の管理者で分ける

札幌市内には市が管理する公園や緑地のほか、札幌河川事務所が管理する豊平川の区間があります。同じ川沿いに見えても、どこからどこまでが誰の管理かは一様ではありません。

豊平川河川敷の一部は、札幌市の公園・緑地として管理されています。特に豊平川緑地では火気使用が禁止されているため、河川敷に見えるという理由だけで候補にはできません。

河川敷なら一律に使えるわけではありません。橋の近くや芝生の広がる場所でも、管理区分や現地の掲示によって扱いが変わります。

豊平川で確認できる禁止事項を知る

札幌河川事務所の豊平川マップでは、札幌河川事務所の管理区間について、飛ぶ花火と音が鳴る花火は禁止と明記されています。打ち上げ花火やロケット花火、音の大きい種類は候補から外しておきましょう。

飛ぶ花火は橋の設備を傷つけるおそれや、ごみの回収が難しいこと、音が鳴る花火は近隣住民の迷惑になることが禁止理由として示されています。

一方で、飛ばず大きな音も出ない手持ち花火を、どの地点で正式に行えるかは、禁止事項の一覧だけでは決められません。禁止事項に書かれていないことが、すぐ利用可能を意味するわけではないためです。

豊平川緑地と河川敷を混同しない

候補地を決めるときは、札幌河川事務所の「豊平川マップ」を開き、近くの橋に対応する区間図を一度確認してみてください。地図では、札幌市が管理する豊平川緑地と、札幌河川事務所の管理区間が分けて示されています。

ただし、札幌河川事務所の管理区間に含まれていることだけで、手持ち花火を行えるとは判断できません。利用上の注意事項と現地掲示を確認し、判断できない場合は場所と花火の種類を伝えて管理者へ問い合わせてください。

場所の種類利用前に見たいこと
札幌市内の公園個人の花火は禁止。バーベキューの可否とは分けて考える
豊平川緑地など市管理の区域火気使用の扱いと、その場所を管理する部署の案内
札幌河川事務所の管理区間管理区分、現地掲示、花火の種類ごとの扱い

候補の場所で先に見たい三つ

河川敷を候補にするなら、花火を持って出る前に場所を絞るところから。管理者、現地の看板、その日の利用状況まで見ておくと、着いてから困りにくくなります。

  • 候補地が市の公園や豊平川緑地に含まれていないか
  • 河川管理者の案内と、その地点の現地掲示に違いがないか
  • 増水、工事、催しなど当日の制限が出ていないか

日中に下見できるなら、正規の駐車場所や歩いて入る場所も見ておくと安心です。暗くなってから初めて行く河川敷は、足元や帰り道が分かりにくくなります。

管理者へ聞くときの伝え方

問い合わせるときは、「豊平川で花火はできますか」だけよりも、場所と花火の種類を添えるほうが確認しやすくなります。近くの橋や右岸・左岸が分かると、管理区分を調べてもらいやすくなります。

場所の伝え方

近くの橋、川の右岸か左岸、利用したい時間帯を伝える

花火の伝え方

手持ち花火か、飛ぶ種類や音の出る種類を含まないかを伝える

当日の確認

工事、増水、催しなどで当日だけの制限がないかも聞いておく

利用前に決めておきたい安全のこと

場所の利用可否が分かっても、火の始末やごみの持ち帰りは別に準備したいところです。河川敷は風が通りやすく、紙くずや火の粉が思わぬ方向へ動くこともあります。

水を入れたバケツとごみ袋を先に用意しておくと、終わったあとに慌てません。橋の下や施設の近くは避け、周囲に人や燃えやすいものがある場合は行わないようにしましょう。

風が強い日や、暗くて足元を確認できない場所では、利用できる地点でも無理に行わない判断が必要です。

当日までの確認を三段階に分ける

調べることが多く見えても、順番を決めると負担は軽くなります。公園や豊平川緑地を候補から外し、河川敷の管理者と現地の状況を順に見る流れです。

STEP
候補地の種類を見分ける

公園・緑地か、札幌河川事務所が管理する区間かを地図と案内で見分けます。

STEP
管理者へ扱いを確認する

場所と花火の種類を伝え、個人で利用できる地点かをたずねます。

STEP
現地掲示と川の状況を見る

当日は看板、工事、増水、風、周囲の利用状況を見て最終的に判断します。

バーベキュー可でも花火とは別の話

「火気使用ができる」と案内される場所でも、対象はバーベキュー設備や指定された利用に限られる場合があります。花火の扱いまで含まれているかは、案内の本文を分けて確認してください。

町内会や地域の催しで花火を行うケースもありますが、個人利用と同じ条件とは限りません。主催者側が事前に相談や調整をしている行事を、そのまま個人の判断に置き換えないようにしましょう。

近いうちに花火を考えるなら先に場所を絞る

手持ち花火を考えているなら、まず近所の公園や豊平川緑地は候補から外し、豊平川周辺なら近くの橋を一つ決めるところからで大丈夫です。場所が定まると、問い合わせる内容も短くなります。

わたしは出かける前に、正規の駐車場所があるか、帰りに迷わないかも見てしまいます。花火の場合も、明るいうちに周辺を見て、現地の掲示まで読める場所か確かめておくと動きやすくなります。

使いたい花火の種類と候補地をメモしたら、管理者へ場所ごとの扱いを確認してみてください。確認が取れない日や風の強い日は、無理に場所を決めず、別の日や別の楽しみに切り替える選び方もあります。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「東区どさんこプレス」ハル

札幌生まれ札幌育ちのどさんこライターのハルです。地域情報メディア『東区どさんこプレス』で、暮らしに役立つ地元情報を発信しています。

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