【札幌市東区】免許返納の手続き先はどこ?当日の帰り方と運転経歴証明書も解説

家族との会話の中で、免許の返納という言葉が出てきても、どこで手続きができるのか、返納したあとにどう帰ればよいのかまで、すぐには思い浮かばない方もいるかもしれません。

返納後の暮らしが不便にならないか、冬の通院や買い物はどうするのかも気になりますよね。

『東区どさんこプレス』エリア担当ライターのハルです。わたしは平日、区内を車で移動することが多く、手続き先を調べるときは、行き方だけでなく帰り方まで先に見ておきたいタイプです。

免許を自主返納すると、手続きが終わった日から本人は運転できません。そのため、窓口の場所を選ぶときは、手続き後に公共交通や家族の車で帰れるかまで考える必要があります。

この記事では、返納を考えるきっかけから、札幌市東区から行きやすい窓口、当日の帰り方、返納後の身分証明と移動手段まで順番に見ていきます。

目次

免許返納を考えるきっかけは人によって違う

免許返納の話は、ある日突然始まるとは限りません。駐車するときに不安を感じた、車庫入れに時間がかかるようになった、家族から運転について声をかけられたなど、日常の小さな場面がきっかけになることがあります。

わたしの知り合いの方の親御さんは、免許更新に伴う認知機能検査の結果を受けたことをきっかけに、免許の返納を決めたそうです。

医療機関を受診して医師の診断を受ける方法も案内されたそうですが、本人は更新を目指すのではなく、自主返納を選びました。

認知機能検査の結果は、それだけで認知症と診断されたことを意味するものではありません。「認知症のおそれがある」と判定された場合も、直ちに免許が取り消されるのではなく、医師の診断を受ける流れがあります。

それでも、検査を受けたことを、これからも運転を続けるか、車を使わない暮らしへ切り替えるか考えるきっかけにする方はいます。

返納前に最初に決めたいのは当日の帰り方

自主返納の手続きをすると、その日から本人は車を運転できなくなります。本人が車を運転して窓口へ向かう場合は、返納後に誰が車を運転するのか、本人はどう帰るのかを先に決めておきましょう。

  • 家族に同行してもらい、帰りは家族に運転してもらう
  • 最初から地下鉄やバスで窓口へ行く
  • 帰りだけタクシーを利用する
  • 車を窓口に残さない方法を家族と決めておく

家族の送迎が難しい場合は、手続きができるかどうかだけでなく、公共交通で往復しやすい窓口を選ぶことが大切です。

札幌市東区から選べる手続き先

免許証の住所が札幌市の場合、自主返納は札幌運転免許試験場、中央・厚別優良運転者免許更新センター、札幌市内にある警察署で申請できます。交番では申請できません。

東区に住んでいるから東警察署だけで手続きしなければならない、というわけではありません。家からの行き方や、返納後の帰りやすさを見ながら窓口を選べます。

中央優良運転者免許更新センター

地下鉄大通駅5番出口から徒歩約5分です。JR札幌駅南口からは徒歩約7分と案内されています。

東区から地下鉄やバスで中心部へ出やすい方は、返納後の帰り道を組み立てやすい窓口のひとつです。専用駐車場はないため、公共交通で向かう方法を先に考えておきましょう。

東警察署

東警察署は、札幌市東区北16条東1丁目にあります。東区内で手続きを済ませたい方には候補のひとつです。

Googleマップのルート検索では、中央バス36番の「北18条東1丁目」停留所から徒歩約3分と表示される経路があります。バスの経路や時刻、徒歩時間は変わることがあるため、利用する日に改めて確認してください。

厚別優良運転者免許更新センター

地下鉄新さっぽろ駅とJR新札幌駅から、それぞれ徒歩約6分です。

駅からの徒歩時間は短めですが、東区内の出発地点によっては地下鉄やJRの乗り換えが必要です。行きと帰りの両方を乗換案内で確認しておきましょう。

札幌運転免許試験場

札幌市手稲区にあり、JR稲穂駅から徒歩約20分、またはジェイ・アール北海道バスの「運転免許試験場」停留所からすぐです。

東区から向かう場合は、JRやバスへの乗り換えが増えることがあります。特に冬場は、駅からの徒歩区間やバスの待ち時間も含めて比べておきたいところです。

近さだけで決めず、帰りの乗り換え回数、徒歩区間、運転経歴証明書を当日に受け取れるかまで比べると、自分に合う窓口を選びやすくなります。

自主返納の流れと当日の持ち物

自主返納は、運転免許の有効期限内に申請します。北海道警察の案内では、運転免許取消申請書は窓口に用意されており、基本の持ち物は運転免許証等です。

印鑑は、通常の自主返納で必要なものとして公式案内には記載されていません。免許証を紛失している場合や、代理人が申請する場合などは必要書類が変わるため、先に問い合わせてください。

全ての免許を自主返納する手続きの手数料は無料です。ただし、運転経歴証明書を申請する場合は別に交付手数料がかかります。

受付時間は窓口によって異なります。申請書を書く時間もあるため、受付終了時刻ぎりぎりではなく、余裕を持って向かう方がよさそうです。

運転経歴証明書を同時に申請するか考える

全ての免許を自主返納した方は、返納後5年以内であれば運転経歴証明書を申請できます。平成24年4月1日以降に交付された運転経歴証明書は、運転免許証に代わる公的な本人確認書類として利用できます。

2026年7月2日時点で、北海道での運転経歴証明書の交付手数料は1,150円です。

札幌運転免許試験場と中央・厚別優良運転者免許更新センターでは、受付時間によって即日交付を受けられます。警察署で申請する場合は後日交付です。

返納と同時に申請するか、写真が必要か、受け取りのためにもう一度窓口へ行く必要があるかを確認してから、手続き場所を決めるとよいでしょう。

返納後の身分証明で困らないために

免許証を本人確認書類として使っている場合は、返納後に何を代わりに使うか決めておきます。

候補になるのは、マイナンバーカードや運転経歴証明書などです。ただし、必要な本人確認書類は銀行、契約先、医療機関などによって異なります。

  • 免許証を本人確認に使っている契約がないか確認する
  • 返納後に使う本人確認書類を決める
  • 運転経歴証明書を同時に申請するか決める

返納後に必要になってから探すより、普段利用する銀行や契約先を一度書き出しておく方が、手続きを進めやすくなります。

東区で車に代わる移動手段を考える

返納後の移動は、一度に全て考えようとすると負担になります。まず返納当日の帰り道、次に通院、そのあとに買い物という順番で確認すると整理しやすくなります。

東区内でも、地下鉄東豊線を使いやすい地域、路線バスが中心になる地域、タクシーを組み合わせた方が移動しやすい地域があります。

  • 通院先までのバスや地下鉄のルートを調べる
  • 普段使うバスの本数と最終便を確認する
  • 最寄り駅やバス停まで実際に歩いてみる
  • 利用できるタクシー会社の連絡先を控える
  • 家族に送迎を頼む場面を決めておく

車を使わずに通院や買い物へ行く日を一度つくってみると、時刻表だけでは分からない待ち時間や荷物の持ち運びも見えてきます。

冬場は徒歩時間だけで判断しない

札幌の冬は、夏に徒歩5分で歩ける道でも、同じ時間では移動できないことがあります。積雪や凍結、除雪で狭くなった歩道、交差点にできた雪山なども考える必要があります。

わたし自身、冬場に出かけるときは、目的地までの行き方だけでなく、帰りのバス乗り場や途中で休める場所も先に確認するようにしています。

返納後の移動を考えるときも、夏の徒歩分数だけで判断せず、冬に歩ける距離かどうかを見ておくと、無理のないルートを選びやすくなります。

家族で話すときは返納後の生活から考える

家族の中で返納の話をすると、早く返納してほしい側と、まだ運転を続けたい側で温度差が出ることがあります。

ハル

返納するかどうかだけでなく、通院や買い物をどう続けるかから話してみてもよさそうです

車が生活に欠かせないと感じている方にとっては、「運転をやめる」という話だけをされても、すぐには受け入れにくいものです。

家族が送迎できる曜日、バスで行ける場所、タクシーを使う場面を一緒に確認すると、返納後の暮らしを具体的に考えやすくなります。

返納を決める前に、家族と一緒に車を使わない日を一度試してみる方法もあります。

運転を続けるか迷うときの相談先

運転に不安を感じていても、すぐに返納を決められないことがあります。本人や家族だけで判断が難しい場合は、北海道警察の安全運転相談窓口へ相談する方法があります。

安全運転相談ダイヤルは「#8080」です。病気の症状や身体機能に不安がある本人だけでなく、家族からも相談できます。

認知機能検査で「認知症のおそれがある」と判定された場合は、医師の診断を受ける流れがあります。医師の診断結果などを踏まえて、公安委員会が免許について判断します。

この記事だけで、健康状態や運転を続けられるかどうかを判断することはできません。不安がある場合は、警察の相談窓口や医療機関へ確認してください。

返納後の支援や優待を調べる

札幌市には、「さっぽろ圏高齢者運転免許証自主返納支援制度」があります。

対象は、運転経歴証明書の交付を受けた、さっぽろ圏に住む65歳以上の方です。協力店で運転経歴証明書を提示すると、配送料の割引や商品、サービスなどの特典を受けられる場合があります。

協力店、対象店舗、利用条件、特典内容は変わることがあります。利用したい内容を見つけた場合は、札幌市の公式ページだけでなく、利用する店舗にも確認してください。

公式情報を確認する順番

自主返納の手続きは北海道警察、支援制度は札幌市や各事業者の公式情報を見ると整理しやすくなります。

STEP
返納する窓口の候補を決める

東警察署、中央や厚別の更新センター、札幌運転免許試験場などから、公共交通で往復しやすい場所を比べます。

STEP
北海道警察の公式ページを見る

受付時間、持ち物、運転経歴証明書の申請方法を確認します。

STEP
利用する窓口へ問い合わせる

写真の要否、運転経歴証明書の交付時期、当日の受付について聞いておきます。

STEP
返納当日の帰り方を決める

家族の運転、地下鉄、バス、タクシーなどから帰宅方法を決めます。

STEP
返納後の通院と買い物を確認する

普段の生活で車を使っている場面から、代わりの移動方法をひとつずつ決めます。

最後に確認しておきたいこと

免許の返納を考え始めたら、最初に窓口の場所だけを見るのではなく、返納したあとにどう帰るかまで地図で確認してみてください。

東区から利用する場合は、東警察署が近い方もいれば、地下鉄で大通へ出て中央優良運転者免許更新センターを利用する方が分かりやすい場合もあります。

返納当日の帰り方、代わりの身分証明、通院と買い物の移動手段を、返納前に一度メモしておくと、手続き後に慌てにくくなります。

返納するかどうかをすぐに決められない場合も、車を使わない日の暮らしを試すところから始められます。本人と家族のどちらかだけが急ぐのではなく、返納後の生活を一緒に組み立てながら考えてみてください。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「東区どさんこプレス」ハル

札幌生まれ札幌育ちのどさんこライターのハルです。地域情報メディア『東区どさんこプレス』で、暮らしに役立つ地元情報を発信しています。

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