保育所の申請案内で「勤労証明書」という言葉を見つけても、勤務先へ何を頼めばよいのか迷いますよね。提出先によっては、就労証明書、勤務証明書、在職証明書など、似た名前の書類が使われることがあります。
札幌市東区の地域情報メディア『東区どさんこプレス』でエリアを担当している、ハルです。書類のことは、急いで会社へ連絡する前に、提出先と様式を先に見るほうが自分には合っています。
札幌市の保育所申請を例に、正式な書類名、様式の探し方、勤務先への頼み方、提出前の見直し方を順番に整理します。
勤労証明書と就労証明書は同じとは限らない
「勤労証明書」は日常的な呼び方として使われることがありますが、似た名前の書類を同じものだと決めつけないほうが無難です。
2026年7月29日時点の札幌市公式案内では、保護者の就労を理由に認可保育所等へ申し込む場合の書類名は「就労証明書」です。札幌市指定様式を使用するよう案内されています。
一方、在職証明書は、現在その会社に勤めている事実を示す目的で使われることがあります。勤務日数や勤務時間、雇用期間など、どこまで記載するかは手続きによって異なります。
- 最初に確認すること
-
提出先の案内に書かれている正式な書類名と、使用する様式です。
会社で普段使っている証明書があっても、札幌市の保育所申請では指定様式が案内されています。書類名だけを伝えて依頼するのではなく、公式ページから取得した様式を一緒に渡すところまで準備しておくと話が進みやすくなります。
何の手続きに出すのかを先に確かめる
同じ勤務先の証明でも、保育所の申請、住宅の契約、勤務先の福利厚生などでは、必要な書類や記載内容が違います。
札幌市の認可保育所等を利用するためには、保護者のいずれにも、就労や求職活動、疾病などの保育を必要とする理由があることを確認する書類が必要です。
就労を理由に申請する保護者は就労証明書を用意します。札幌市では、就労を理由とする条件として、月64時間以上働いていることが案内されています。
ハルまずは提出先・書類名・期限の3つを確認します
わたしも締切が近い書類を見ると、先に勤務先へ連絡したくなります。でも、提出先のページを開いて正式名と期限を控えておけば、会社へ伝える内容を短くまとめられます。
札幌市の最新様式を探す手順
札幌市の保育所申請に使う就労証明書は、札幌市子育てサイトの認可保育所等の入所案内や、札幌市の申請書・届出書ダウンロードサービスから探せます。
保育所申請なら、札幌市の「認可保育所等への入所手続きについて」を確認します。
様式のほか、記載例や事業者向けQ&Aが掲載されているかも見ます。
以前保存したファイルではなく、勤務先へ頼む時点の公式ページから取得します。
様式はExcel形式とPDF形式が用意されていることがあります。勤務先が入力しやすい形式を確認し、記載例や注意事項も一緒に渡せるようにしておくと安心です。
勤務先が書く部分を本人が変更しない
就労証明書は、勤務先が雇用や勤務の状況を証明する書類です。勤務先が記載する欄を、保護者が代わりに書いたり、返却後に内容を変更したりするものではありません。
保護者が記入する欄がある場合は、現在の様式と記載例を見ながら記入します。住所や子どもの氏名などが書かれている欄でも、誰が記入するかは様式の案内に沿って判断します。
札幌市では就労証明書の押印は不要と案内されています。ただし、証明内容について勤務先へ電話確認が行われる場合があります。
勤務先が証明する欄と、保護者が記入する欄を分けて考えることが大切です。分からない欄があるときは、自分で埋める前に勤務先や提出窓口へ確認します。
勤務先へ発行を頼むときの伝え方
以前勤めていた職場で、入社して間もない方が「子どもが保育園に通うことになったので、就労証明書がほしい」と上司へ相談している場面を見かけたことがあります。
詳しい提出先や手続きまでは分かりませんでしたが、就労証明書が必要になったとき、まず直属の上司へ相談するケースもあるのだと印象に残っています。
会社によって、証明書を作成するのが直属の上司、人事部、総務部、本社の担当部署などに分かれます。窓口が分からない場合は、上司へ目的と期限を伝え、どこへ依頼すればよいか確認すると進めやすそうです。
発行を頼むときは、「札幌市の認可保育所等の申請に使う就労証明書です」と目的を伝え、札幌市指定様式を添えます。提出期限だけでなく、勤務先から返してほしい日も伝えておきます。
- 提出先は札幌市の認可保育所等の申請
- 札幌市指定の就労証明書を添付する
- 提出期限と返却希望日を伝える
- 記載例や注意事項も一緒に渡す
会社によっては、上司から人事部や本社へ書類を回す時間が必要です。様式を確認した日に社内の依頼先だけでも調べておくと、締切直前に慌てにくくなります。
発行を頼む時期は勤務先にも確認する
勤務先によっては、証明書の発行に数日から一定の期間がかかります。会社の休業日や担当部署への回送も考え、提出期限から余裕を持って依頼します。
ただし、早ければ早いほどよいとは限りません。申請時点の勤務状況や復職予定などを記載するため、いつ作成してもらうのがよいかは、最新の申請案内と勤務先の発行日数を合わせて考えます。
勤務先から戻ってきたら、証明日、雇用期間、勤務時間などに記入漏れがないかを見ます。内容に疑問があっても、本人が書き足さず、作成した勤務先へ確認します。
申請期限や必要書類は、申請する時期や家庭の状況によって異なることがあります。勤務先へ頼む前か、遅くとも提出前には、お住まいの区の保健センターに最新の扱いを確認しておくと安心です。
提出前に見直したい記載内容
氏名や勤務先名が合っていても、雇用期間や勤務時間、証明日などに記入漏れがあることがあります。不備が見つかると勤務先へ再度依頼することになるため、受け取った日に一度見直しておくと動きやすくなります。
| 見る場所 | 確認したい内容 |
|---|---|
| 様式 | 現在案内されている札幌市指定様式か |
| 証明日 | 日付が記入されているか |
| 本人情報 | 氏名などに誤りがないか |
| 勤務内容 | 雇用期間や勤務時間などに空欄がないか |
| 添付書類 | 自分の就労形態や家庭状況に必要な書類がそろっているか |
勤務先から受け取った書類は、本人が修正せずに確認することが基本です。誤りや空欄がある場合は、勤務先に戻して確認してもらいます。
雇用形態によって追加書類が変わる
パート、契約社員、派遣社員、複数の勤務先、自営業などでは、書類の準備方法が同じとは限りません。
札幌市では、就労先が複数ある場合、それぞれの雇用先から就労証明を受けるよう案内されています。掛け持ちをしている場合は、一つの勤務先の証明だけでよいと判断せず、すべての勤務先分を確認します。
自営業など会社に雇用されていない場合は、就労証明書に加えて、事業を行っていることを確認できる書類のコピーを1種類添付します。札幌市の案内では、開業届、営業許可書、請負契約書、前年の確定申告書の写しなどが例として挙げられています。
育児休業からの復職を前提に認可保育所等へ申し込む場合は、勤務先が作成する就労証明書のほかに、保護者が記載する申立書も必要です。
自分と似た働き方の人が以前使った書類があっても、同じ扱いになるとは限りません。現在の就労形態と申請内容を窓口へ伝え、必要書類を確認します。
就労証明書だけでは申請は終わらない
就労証明書は、保育を必要とする理由を確認するための書類の一つです。就労証明書を提出するだけで、認可保育所等への申請が完了するわけではありません。
札幌市の新規申請では、給付認定等申請書、保育を必要とする理由を確認する書類、マイナンバーにかかわる書類などを用意します。家庭の状況によっては、ほかの書類も必要になります。
また、必要書類がそろっていても、希望する施設を必ず利用できるとは限りません。申込者が受け入れ可能人数を上回る場合は、札幌市の基準に沿って利用調整が行われます。
郵送で申請する場合、札幌市では担当係に郵送物が届いた日が受付日です。不備がある場合は、原則として不備が解消した後の受付となるため、締切日の直前ではなく余裕を持って準備します。
勤務先へ頼む前に一行だけ残しておく
勤務先へ連絡する前に、提出先の案内から「正式な書類名」「提出期限」「勤務先からの返却希望日」を書き残しておきます。スマートフォンのメモでも、紙の端でもかまいません。
以前の職場で就労証明書を上司へ相談していた方のように、最初の窓口が直属の上司になることもあります。ただ、実際に書類を作成する部署は会社によって違います。
まずは提出先と様式を確認し、勤務先には目的と期限をまとめて伝える。その順番が分かっていれば、初めて就労証明書を頼む場合も、次に何をすればよいか判断しやすくなります。
申請内容や様式は変わる可能性があります。勤務先へ依頼する日と提出前の2回、札幌市の公式ページを確認しておくと安心です。













