札幌市の下水道使用料は2026年10月から改定|自宅の料金と請求時期を確認

水道料金のお知らせを見て、いつもより少し金額が上がった気がすると、何から見ればいいのか迷いますよね。2026年10月から札幌市の下水道使用料が改定されます。

東区どさんこプレスのエリア担当、ハルです。2026年8月下旬には、わが家のポストにも札幌市の下水道使用料改定のお知らせが入っていました。家計に関わることなので、2026年9月5日に札幌市の公式サイトも確認しました。

今回は、下水道使用料だけがどう変わるのか、自宅分はどこを見ればよいのか、請求書が届く前に見ておきたいところを順にお伝えします。

目次

札幌市で下水道使用料が改定へ

札幌市が配布した、2026年10月からの下水道使用料改定を案内するチラシ
2026年8月下旬に自宅ポストへ届いた、札幌市の下水道使用料改定のお知らせ

札幌市では、2026年10月から下水道使用料を改定します。平均の改定率は22.6%ですが、各家庭の負担額が一律で22.6%上がるという意味ではありません。

使用量によって金額は異なるため、ニュースやチラシの「22.6%」だけで自宅分を決めつけないほうがよさそうです。まずは、いつもの使用量を知るところからで十分です。

ハル

最初は前回のお知らせを見るのが早そうです

水道料金そのものは今回変わらない

今回改定されるのは、上下水道の請求に含まれる下水道使用料の部分です。水道料金そのものは、今回の改定では変わりません。

請求書では水道料金と下水道使用料が一緒に見えるので、全部が同じ割合で上がるように感じやすいところです。内訳を分けて見ると、どの部分が変わるのか分かりやすくなります。

新料金の反映時期は検針月で異なる

制度上の改定日は2026年10月1日です。ただし、札幌市では原則2か月ごとの検針で、改定日前から続く使用期間には経過措置があります。

そのため、10月になった直後の請求がすぐに丸ごと新料金になるとは限りません。まずは自宅の検針月を確認しておくと、いつから変わるのかを判断しやすくなります。

偶数月に検針の家庭

原則として、2026年12月の検針分から新料金が反映されます。

奇数月に検針の家庭

原則として、2027年1月の検針分から新料金が反映されます。

10月1日以降に使用を始めた場合

転入などで2026年10月1日以降に使用を始めた場合などは経過措置の対象外となり、10月や11月の検針分でも新料金になる場合があります。

自宅の使用量は検針票で見られる

自宅分を調べるときは、検針時に届く「札幌市上下水道料金等のお知らせ」を出してみてください。見るのは下水道の欄にある「汚水排出量」と「下水道使用料」です。

汚水排出量は、下水道使用料を計算するときの基準になる量です。普段は気にしない数字でも、改定前後を比べるときには役立ちます。

  • 直近の「札幌市上下水道料金等のお知らせ」を1枚出す
  • 下水道欄の汚水排出量を読む
  • 水道料金が家事用か、検針が毎月か2か月ごとかを確認する
  • 市の早見表や計算表で改定後の目安をたどる

早見表だけでは合わない家庭もある

札幌市の一般家庭向け早見表は、2か月分で使用量が60立方メートル以下、水道料金が家事用、水道使用量と汚水排出量が同じ場合に使えます。

条件に合えば見やすい資料ですが、毎月検針の家庭や使用量が多い家庭などは計算表を見る形になります。早見表の数字と違っても、すぐにおかしいとは限りません。

集合住宅では請求の形を先に見る

アパートやマンションでは、水道局から各戸へ直接請求される場合だけでなく、管理会社や大家さんなどを通して費用を支払う場合もあります。その場合、検針票が手元にないこともあります。

共益費や家賃などとまとめて支払っていて、水道局から直接請求されていない住まいなら、いつの分から金額に反映されるのかを管理会社などの案内で確認するのが近道です。書類を探しても分かりにくいときは、まず請求元を確認してみてください。

改定額は世帯人数だけでは決まらない

札幌市の資料には世帯人数ごとの料金例もありますが、実際の料金は使用量によって変わります。在宅時間や洗濯、お風呂など、それぞれの暮らし方によって使用量には差があります。

たとえば二人暮らしでも、毎月の使用量が近い家庭と大きく動く家庭では見通しが違います。人数より過去の使用量を見るほうが、自宅に近い目安をつかみやすくなります。

見たいもの見つける場所
今の使用量検針時の「札幌市上下水道料金等のお知らせ」
改定後の目安札幌市が案内する早見表または計算表
請求時期検針月と、10月以降の使用開始時期
集合住宅の扱い自宅の請求元や、管理会社・大家さんなどからの案内

改定の背景には維持管理費や施設更新もある

札幌市は、物価高騰による維持管理費の増加や、古くなった施設の改築費用、使用料収入の減少などを改定の背景として挙げています。

下水道は、台所やお風呂などから出る汚水を処理するだけでなく、雨水対策にも使われ、下水の熱を利用した雪処理などにも活用されています。なお、札幌市では雨水の処理にかかる経費は主に公費、汚水の処理にかかる経費は下水道使用料で賄うという考え方になっています。

気になるときは市の案内で聞ける

早見表を見ても自宅の条件に合うか迷うときは、札幌市の下水道使用料改定コールセンターに相談できます。2026年9月5日に公式サイトを確認した時点では、受付時間は8時45分から17時15分までで、土日祝日と12月29日から1月3日を除くと案内されていました。利用するときは、札幌市の公式ページで最新情報を確認してください。

問い合わせる前に、検針票の汚水排出量、検針月、集合住宅なら請求元がどこかを確認しておくと話しやすそうです。全部を一度に調べるより、分からない部分を一つずつ確認するほうが進めやすくなります。

STEP
検針票を手元に置く

汚水排出量と検針月が分かるようにしておきます。

STEP
市の料金資料を見る

水道料金が家事用かどうか、検針の間隔に合う資料を選びます。

STEP
迷う部分だけ問い合わせる

請求時期や集合住宅の扱いなど、分からない点を一つずつ聞きます。

次の検針票を一枚残しておこう

8月下旬にポストへ入っていたチラシを見て、わたしもまず気になったのは「自宅では実際にいくら変わるのか」でした。そんなときに手がかりになるのが、普段の検針票にある汚水排出量です。

今日できることなら、次に届く「札幌市上下水道料金等のお知らせ」を捨てずに一枚残しておくこと。金額だけでなく汚水排出量も見ておけば、改定後の請求が届いたときに前回と比べやすくなります。

全部を今から計算しなくても大丈夫です。書類が手元にある日に下水道の欄だけ見て、自宅がどのくらい使っているのかを知っておく。それだけでも、改定後の請求を見たときに「まず何を確認すればいいか」で迷いにくくなりそうです。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「東区どさんこプレス」ハル

札幌生まれ札幌育ちのどさんこライターのハルです。地域情報メディア『東区どさんこプレス』で、暮らしに役立つ地元情報を発信しています。

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