札幌市内で病院や薬局へ行く前、「今は資格確認書を使っているけれど、マイナ保険証にするにはどうすればいい?」「区役所で手続きするの?」と迷うことがあります。保険が変わったばかりなら、今のカードで受付できるのかも気になります。
東区どさんこプレスのエリア担当ライター、ハルです。わたしは出かける前に、持ち物と行き先で聞くことを先に見ておくほうで、受診もその順番のほうが動きやすいと感じています。
2026年8月現在、医療機関や薬局の受付では、マイナ保険証を持っている人はマイナ保険証、持っていない人は資格確認書を使うのが基本です。
ここでは、マイナ保険証を使い始めるまでの順番、保険が変わった直後の確認、カードを読み取れないときの備え、札幌市国保での相談先まで整理します。
まずマイナンバーカードを持っているか確認
マイナ保険証を使うには、先にマイナンバーカードを持っている必要があります。
まだマイナンバーカードを持っていない場合は、まずカードを申請して受け取ります。資格確認書を持っているだけで、それが自動的にマイナ保険証へ変わるわけではありません。
札幌市でのカードの申請や受け取りについては、マイナンバーカードの申請・受け取りの記事で詳しく整理しています。まだカードがない人は、こちらを先に確認するほうが分かりやすいです。

ハルまず「マイナンバーカードを持っているか」から確認ですね
カードがあれば健康保険証の利用登録をする
すでにマイナンバーカードを持っている人は、健康保険証としての利用登録をすると、そのカードをマイナ保険証として使えるようになります。
今使っている資格確認書を区役所へ持って行き、マイナ保険証と交換する手続きではありません。
利用登録は、対応する医療機関や薬局にある顔認証付きカードリーダー、マイナポータル、セブン銀行ATMから行えます。
- マイナンバーカードがない → 先にカードを申請・受け取り
- カードはあるが未登録 → 健康保険証の利用登録
- すでに利用登録済み → マイナ保険証として受診
病院や薬局へ行く予定がある場合は、受付にある顔認証付きカードリーダーから、その場で利用登録する方法もあります。先に済ませたい場合は、マイナポータルやセブン銀行ATMを使えます。
登録済みか分からないときはマイナポータルで確認
「以前に登録したような気がするけれど、覚えていない」という場合は、マイナポータルで健康保険証の利用登録状況を確認できます。
初めてマイナ保険証を使う日に受付で迷いたくないなら、受診前に一度確認しておくと動きやすくなります。
カードは持っていても、電子証明書の期限や暗証番号で困っている場合は、マイナンバーカードの電子証明書・暗証番号の記事も確認してください。


札幌市内で更新や再設定をする窓口については、区役所と第一・第二マイナンバーカードセンターの違いで整理しています。


マイナ保険証で受診するときの流れ
マイナ保険証は、健康保険証としての利用登録をしたマイナンバーカードです。対応する医療機関や薬局では、受付の顔認証付きカードリーダーにカードを置いて本人確認や資格確認をします。
顔認証がうまくいかない場合は、4桁の暗証番号で本人確認する方法もあります。受診前に番号を確認しておくと慌てにくくなります。
診療や薬、健診などの情報を医師や薬剤師へ提供するかどうかは、受付時に画面で確認します。マイナ保険証を使っただけで、すべての医療情報が自動的に共有されるわけではありません。
受診日に持って行きたいもの
マイナ保険証を使う日は、健康保険証の利用登録をしたマイナンバーカードを持って行きます。
手元に資格情報のお知らせがある場合は、一緒に持っておくとよい場面があります。カードリーダーで資格確認ができない場合などに、マイナンバーカードと組み合わせて資格情報を確認するために使います。
- 利用登録をしたマイナンバーカード
- 4桁の暗証番号を事前に確認
- 手元にあれば資格情報のお知らせ
暗証番号を紙に書いてカードと一緒に持ち歩くのではなく、必要になったときに入力できるよう事前に確認しておく程度にします。
保険が変わっても利用登録のやり直しは原則不要
転職、退職、扶養に入るなどで加入する健康保険が変わっても、すでにマイナ保険証の利用登録が済んでいる場合は、原則として利用登録をやり直す必要はありません。
ただし、新しい健康保険への加入や、これまでの保険をやめる手続きは別です。マイナ保険証を持っているだけで、健康保険の切り替え手続きまで自動的に終わるわけではありません。
また、加入手続きをした直後は、新しい資格情報がまだ反映されていない場合があります。
2026年8月11日に札幌市公式ページを確認したところ、札幌市国保では、国保の加入手続きから約1週間でマイナ保険証を利用できるようになると案内されています。
受診予定が近い場合は、「手続きしたから大丈夫」と決めつけず、マイナポータルで資格情報を確認したり、必要に応じて加入先へ反映状況を尋ねたりしておくと安心です。
会社の健康保険なら勤務先や加入している保険者、札幌市国保なら住んでいる区の区役所へ確認します。
カードを読み取れないときは受付で相談
カードリーダーの不具合や、マイナンバーカード・電子証明書の状態などによって、受付でうまく資格確認できないことがあります。
手元に資格情報のお知らせがあれば、マイナンバーカードと一緒に提示して資格情報を確認できる場合があります。マイナポータルの資格情報画面を使う方法もあるため、読み取れないときは受付で状況を伝えて案内に従います。
初めて行く医療機関や薬局で受付方法が気になる場合は、予約時などにマイナ保険証への対応状況を確認しておく方法もあります。
資格確認書と資格情報のお知らせは別のもの
名前が似ていて迷いやすいのが、「資格確認書」と「資格情報のお知らせ」です。受診時の使い方は同じではありません。
資格確認書は、マイナ保険証を持っていない人などが、医療機関や薬局で保険資格を示して受診するときに使います。
マイナ保険証での受診が難しく、配慮が必要な人などは、申請によって資格確認書の交付を受けられる場合もあります。交付条件は加入している医療保険の案内を確認してください。
一方、資格情報のお知らせは、自分の保険資格を確認するための書面です。資格情報のお知らせだけでは、医療機関や薬局での受診には使えません。
- 資格確認書
-
マイナ保険証を持っていない場合などに、これを提示して保険診療を受けるための書類です。
- 資格情報のお知らせ
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自分の保険資格を確認するための書面です。単独では受診に使えず、必要な場面ではマイナンバーカードと一緒に提示します。
札幌市国保で相談したい場面
札幌市国保への加入や脱退について分からないときは、住んでいる区の区役所保険年金課保険係が相談先です。東区に住んでいる場合は、東区役所保険年金課保険係へ確認します。
資格確認書や資格情報のお知らせをなくした場合は、札幌市ではオンラインでの再交付申請が案内されています。オンラインでの手続きが難しい場合は、郵送または区役所保険年金課保険係の窓口で手続きする方法もあります。
申請方法や必要なものは変わる可能性があるため、実際に手続きするときは札幌市の公式ページで最新情報を確認してください。
わたしなら、病院へ向かう途中に慌てて調べるより、受診日が決まった時点で今の保険と手元の書類を一度確認します。保険が変わった直後なら、いつ加入手続きをしたかも分かるようにしておくと、問い合わせるときに話を整理しやすくなります。
病院のあとに薬局へ行く日もカードは手元に
病院でマイナ保険証を使ったあとに薬局へ寄る場合も、薬局で改めて受付します。病院で使えたからカードをしまい込むのではなく、薬局でも出せるよう手元に置いておくと動きやすくなります。
医療機関や薬局の機器の運用状況は変わることがあります。初めて行く場所で気になる場合は、受診前に受付方法を確認しておくと安心です。
受診前は3つだけ確認しておく
マイナ保険証について一度に全部調べると、かえって分かりにくくなることがあります。受診前なら、まず3つに分けて確認すると整理しやすくなります。
- マイナンバーカードを持っているか
- 健康保険証の利用登録は済んでいるか
- 今の健康保険の資格情報は反映されているか
カードをまだ持っていないなら、まずマイナンバーカードの申請から。カードを持っているなら、次は健康保険証の利用登録を確認します。
資格確認書を使っている人も、資格確認書を区役所でマイナ保険証へ交換するわけではありません。「カードはあるか」「利用登録は済んでいるか」の順番で確認すると、次に何をすればよいか判断しやすくなります。













