【札幌市東区】中沼から江別へ新しい道路 豊平川の橋はどこにでき、いつつながる?

中沼から江別方面へ車で向かうとき、「この先はいつ、どうつながるのだろう」と気になる方もいると思います。豊平川を渡る新しい道路の計画は、約7.2キロメートルと700メートルという二つの数字が出てくるため、少し読み分けが必要です。

東区どさんこプレスのエリア担当、ハルです。わたしが江別方面へ車で向かうときは、普段は国道275号の雁来大橋を渡っています。帰りに右折待ちが長くなることがあり、中沼側から戻れる道があれば、東区民にとって経路の選択肢が増えるのではないかと気になっていました。

今回は、2026年7月30日時点で札幌市が示している豊平川工区の範囲を確認しながら、実際に雁来大橋を通っているときの体験や、江別方面からエスコンフィールドHOKKAIDOまで走ったときのルートも合わせてまとめます。

目次

豊平川工区はどこにつながる道路か

道道札幌北広島環状線の完成イメージ図。東区の中沼から江別に繋がる橋が架かっているのが見える。
道道札幌北広島環状線の完成イメージ図(札幌市のホームページより)

道道札幌北広島環状線は、西区宮の沢付近から北区、東区福移・中沼地区を経て、江別市と北広島市へ至る広域の道路です。路線全体の延長は42.3キロメートルとされています。

今回の豊平川工区は、そのうち東区中沼地区から江別市内へ向かう部分です。豊平川に新しい橋を架ける計画を含んでいるため、近所の生活道路だけを整える工事ではありません。

ハル

まずは数字が指す範囲を分けて見ます

約7.2キロと700メートルは別の範囲

札幌市から江別市にかけての道路の整備区画の図。
道路の整備区画(札幌市のホームページより)

豊平川工区の説明には、約7.2キロメートルと700メートルという数字が出てきます。どちらも同じ工区に関係しますが、示している範囲は異なります。

約7.2キロメートルは、東区中沼地区から江別市内にかけて残る未整備区間全体です。札幌市は、江別市側を整備する北海道と連携して事業を進めるとしています。

一方の700メートルは、札幌市の道路事業一覧に掲載されている市内側の事業区間です。市道福移沼端線から江別市界までで、市境より先の江別市側は含みません。

42.3キロメートル

道道札幌北広島環状線の路線全体の延長です。

約7.2キロメートル

中沼地区から江別市内にかけての未整備区間です。

700メートル

札幌市が道路事業として掲載している市内側の区間です。

札幌市側で確認できる事業内容

札幌市の道路事業一覧では、市道福移沼端線から江別市界までの700メートルが対象です。事業期間は令和8年度から令和18年度、計画幅員は20.75メートルと示されています。

計画幅員は、整備する道路の標準的な横幅を示す数字です。車線数や歩道の細かな形までを、この数字だけで判断することはできません。

項目札幌市側で確認できる内容
事業区間市道福移沼端線から江別市界まで
計画延長700メートル
事業期間令和8年度から令和18年度
計画幅員20.75メートル
整備の分担札幌市側は札幌市、江別市側は北海道が整備し、両者が連携

豊平川に新しい橋を含む計画

札幌市は、豊平川への架橋を含む道路の新設整備を進めるとしています。現在ある道路を広げるだけではなく、川を渡る新しい経路をつくる計画です。

一方で、札幌市の事業概要ページと道路事業一覧だけでは、橋の正式名称や供用開始時期までは確認できません。橋を含むことが決まっている点と、完成後の詳しい形や使い始められる時期は分けて見たほうがよさそうです。

雁来大橋の右折待ちで感じること

わたしが車で江別方面へ向かうときは、国道275号の雁来大橋を通ることが多いです。江別方面から東区へ戻る際には、雁来大橋を渡った先の交差点で車が詰まっていることがあります。

とくに右折する車が多いときは右折レーンに車列ができ、わたしが通った際には、青信号を2回待っても右折できないことがありました。いつも同じ状況とは限りませんが、帰り道で別の経路を選びたいと感じる場面です。

豊平川工区がつながれば、雁来大橋を通る経路だけでなく、中沼側から江別方面へ渡る経路も選択肢になる可能性があります。交通量がどの程度分かれるかは完成後でなければ分かりませんが、東区民としては、混雑状況に合わせて帰り道を選べること自体が助かりそうです。

江別方面を通ってエスコンフィールドまで走ってみた

道道札幌北広島環状線という名前を見ると、江別方面だけでなく、北広島へ向かう経路としても気になります。わたしは2024年5月1日に、東区から車でどのように行けるのかを確かめるため、実際にエスコンフィールドHOKKAIDOまで走ってみました。

当時、東区内の出発地点からGoogle マップで検索すると、白石区から厚別方面へ市街地を進むルートが表示され、所要時間は約37分となっていました。ただし、地図に表示される時間は出発地点や検索時刻、交通状況で変わります。

市街地を通るルートは信号が多く、混雑状況によっては表示時間より長くなる可能性があると考え、わたしは国道275号の雁来大橋を渡り、JR野幌駅周辺へ出るルートを走りました。

野幌駅周辺では信号待ちがありましたが、その後は野幌森林公園の近くを通る道道江別恵庭線、道道46号を北広島方面へ進みました。わたしが走った区間では、野幌駅周辺を過ぎてからは信号待ちが少なく感じられました。

走行距離は、Google マップで最初に表示された市街地ルートより少し長くなりました。それでも、実際にかかった時間は表示されていた時間と大きく変わらない程度でした。最短距離ではなくても、信号待ちの回数によって運転中の感覚は変わると感じたルートです。

2024年5月1日に撮影したエスコンフィールドHOKKAIDOの外観
2024年5月1日にエスコンフィールドHOKKAIDOを訪れたときの様子。この日は試合がなく、東区から車で向かう道順を確かめました。

この日はエスコンフィールドで試合がなく、周辺は試合開催日より落ち着いていました。試合日の混雑を確かめたものではありませんが、初めて通る道や現地までの距離感を、急がずに確認できました。

試合日や来場者の多いイベントの日は、周辺道路や駐車場の状況、車両通行規制が変わる可能性があります。実際に車で向かう際は、当日の試合日程、公式の交通案内、駐車券の条件を確認しておく必要があります。

豊平川工区ができれば北広島まで早くなるのか

豊平川工区が整備されたとしても、東区からエスコンフィールドまで必ず早く着けるとは、現時点では判断できません。完成時の接続先や交通量、信号の配置、出発地点によって使いやすいルートは変わります。

ただ、札幌北広島環状線は江別市を経て北広島市へ続く道路です。中沼側から江別方面へ渡る道が増えれば、国道275号や白石・厚別方面の市街地を通る経路以外も検討しやすくなる可能性があります。

距離が少し長くても、信号待ちや混雑が少ない道を選びたい日があります。東区から江別や北広島方面へ車で出かける人にとっては、単純な時間短縮だけでなく、その日の状況に合わせて道を選べることも大きな意味になりそうです。

道路整備で期待されている役割

札幌市は、この道路整備によって物流や地域間の行き来を支え、札幌都市圏の交通混雑の緩和や、災害時の緊急輸送道路網の形成につながることを期待しています。

ただし、これは事業全体に期待されている役割です。雁来大橋周辺の混雑がどの程度変わるのか、中沼から江別や北広島まで何分短くなるのかは、現在公表されている情報だけでは分かりません。

  • 雁来大橋以外の経路を選べる可能性
  • 江別・北広島方面へ向かうルートが増える可能性
  • 物流や災害時の輸送を支える道路網づくり

令和18年度だけで全体の開通時期は判断できない

札幌市の道路事業一覧にある令和18年度という記載は、市道福移沼端線から江別市界までの700メートル区間に示された事業期間です。

事業期間の終わりと、約7.2キロメートル全体を一続きに通れる時期が同じとは限りません。市境より先の工程や供用開始時期は、北海道や江別市が公表する最新情報も合わせて確認する必要があります。

計画を追うときに見る順番

道路の計画を追うときは、札幌市側の700メートルと、市境より先の江別市側を分けて見ると、距離や事業期間が混ざりにくくなります。

STEP
札幌市側の700メートルを見る

市道福移沼端線から江別市界までが札幌市の事業区間です。

STEP
北海道と江別市の最新資料を見る

市境より先の区間や工程、全体の供用時期に関する更新がないか確認します。

STEP
工事が始まったら交通情報を見る

普段使う道に近い場合は、工事中の通行規制や迂回案内も確認します。

東区から江別・北広島へ向かう道として見ていきたい

わたしにとって豊平川工区は、地図上の新しい道路だけではありません。雁来大橋の右折待ちが長い日に別の帰り道を選べるか、江別を通って北広島へ向かうときに使いやすいかという、普段の移動に近い計画です。

完成後の所要時間や混雑への効果はまだ分かりません。それでも、東区から江別・北広島方面へ向かう経路が増える可能性があることは、これから計画を追う理由の一つになります。

まずは札幌市側の700メートルがどこに当たるのかを位置図で確認し、その先の江別市側は北海道や江別市の最新情報と分けて見ていくと、計画の進み方を追いやすくなります。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「東区どさんこプレス」ハル

札幌生まれ札幌育ちのどさんこライターのハルです。地域情報メディア『東区どさんこプレス』で、暮らしに役立つ地元情報を発信しています。

注目記事

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次