札幌市東区から行けるキャンプ場4選|料金・水・トイレ・焚き火を初心者向けに比較

キャンプを題材にしたアニメや動画を見て、「一度やってみたい」と思った人もいるのではないでしょうか。

わたし自身も、アニメを見て初めて、キャンプ場によっては焚き火ができなかったり、焚き火台や専用のシートが必要だったりすることを知りました。

宿泊旅行の費用が気になるとき、家族で過ごす方法の一つとしてキャンプを考える人もいると思います。ただし、キャンプ場の料金は、表示されている金額だけでは総額が分からないことがあります。

入場料、駐車料金、テントを張る場所の料金、薪代などが別々になっている施設もあります。水道がない場合は水を持参する必要があり、トイレや焚き火の条件によっても準備が変わります。

『東区どさんこプレス』でエリアを担当しているハルです。今回は東区から車で向かう候補として4つのキャンプ場を、料金、水、トイレ、地面、焚き火、薪の順に、初心者向けに整理します。

施設情報は、2026年7月11日に各施設の公式ページや公式予約ページで確認しました。料金や営業日、設備の条件は変わることがあるため、予約時には最新情報も確認してください。

目次

最初に知っておきたいキャンプ場の料金

キャンプ場の料金表には、普段あまり使わない言葉が出てきます。「サイト無料」と書かれていても、キャンプ場を無料で利用できるとは限りません。

入場料

キャンプ場を利用する人にかかる料金です。大人、小学生、未就学児など、年齢と人数で計算する施設があります。

駐車料金

車1台ごとにかかる料金です。普通車とキャンピングカーで金額が違うこともあります。

サイト料金

テントやタープを設置する場所の利用料金です。入場料や駐車料金とは別にかかる場合があります。

フリーサイト

決められた区画ではなく、指定された範囲から場所を選んでテントを張るサイトです。「フリー」は無料という意味ではありません。

オートサイト

テントを張る場所の近くまで車で入れるサイトです。荷物を運びやすいため、道具が多い家族キャンプでは確認しておきたい項目です。

人数制の施設では、入場料×人数+駐車料金+サイト料金で考えると総額をつかみやすくなります。薪、炭、電源、シャワー、レンタル品は別料金になることがあります。

4施設の違いを先に見る

まずは、料金や設備など、4施設の主な違いを簡単にまとめました。

  • とれた小屋ふじいキャンプ場:車1台単位の料金が中心。水や焚き火など、予約時に確認したい項目が残る
  • 茨戸川キャンプ場:広い草地や林間サイトがあるが、水道はなく、水を持参する
  • 江別市森林キャンプ場:人数料金が低く、水道と水洗トイレがある。ただし焚き火はできない
  • えいときゃんぷ場:水洗トイレや飲用水があり、サイトの種類が多い。料金は入場料・駐車料金・サイト料金を分けて見る

とれた小屋ふじいキャンプ場

札幌市北区篠路町拓北にある、とれた小屋ふじい農場のオートキャンプ場です。東区から札幌市内を移動して向かう候補になります。

料金の仕組み

公式ページの掲載額では、通常のオートキャンプは1区画・車1台につき1,500円、デイキャンプは車1台につき1,000円です。

リバーサイトは車1台2,000円、電源サイトは車1台3,000円と案内されています。延長コードを利用する場合は、別途1,000円の記載があります。

プライベートサイトは計算方法が異なり、サイト利用料2,000円に、大人1人1,000円、小学生1人500円を加えます。

家族3人の料金例

大人2人、小学生1人、車1台で通常のオートキャンプを利用する場合、公式ページの掲載額では1,500円です。

プライベートサイトの場合は、サイト料2,000円、大人2人分2,000円、小学生500円を合わせて4,500円です。

ただし、公式ページの料金欄には古い年度表記が残っているため、現在の総額は予約時に確認してください。

水・トイレ

公式ページには洗面所と男女別の設備が掲載されています。

ただし、蛇口の水を飲用や調理に使えるのか、トイレが水洗なのかといった詳しい条件は、予約時に確認しておいたほうがよさそうです。

地面・焚き火

サイトの地面が芝、草地、土のどれに近いかや、焚き火台・焚き火シートの条件は、公式ページの説明だけでは判断しにくい状態です。

薪の販売の有無や価格は、予約時に確認してください。現地で買えない場合に備えて、持ち込みが可能かも合わせて聞いておくと準備しやすくなります。

料金は分かりやすく見えますが、水、トイレ、地面、焚き火の4点は予約時に確認してから持ち物を決める形になりそうです。

茨戸川キャンプ場

当別町ビトエにある、茨戸川沿いのキャンプ場です。草地のフリーサイト、林間フリーサイト、貸切サイトがあります。

料金の仕組み

入場料とサイト利用料を足して計算します。

宿泊の入場料は、中学生以上1人1,000円、小学生1人500円、未就学児は無料です。

草地のフリーサイトと林間フリーサイトは、サイト利用料がかかりません。貸切サイトAは2,000円、貸切サイトB・C・D・Hは1,000円です。

家族3人の料金例

大人2人、小学生1人でフリーサイトに宿泊する場合は、入場料の合計で2,500円です。

貸切サイトB・C・D・Hを利用する場合は、サイト料1,000円を加えて3,500円。貸切サイトAなら4,500円になります。

デイキャンプは半額と案内されていますが、専用の予約ページはありません。予約時の連絡事項欄に、デイキャンプ希望と記入します。

水・トイレ

場内には水道がなく、水は持参します。

飲み水だけでなく、料理、手洗い、調理器具の片付けに使う分も必要です。トイレは簡易水洗が1か所と案内されています。

場内の照明も多くないため、夜にトイレへ移動するときは、懐中電灯やヘッドライトが必要になります。

地面・焚き火

フリーサイトは平坦な草地です。林間サイトは入口付近に草地がありますが、川に近づくほど土の部分や凹凸、傾斜が増えます。

林間サイトや貸切サイトには直火に使える指定炉があります。指定炉以外での直火は禁止されているため、それ以外の場所では焚き火台を使用します。

広葉樹ミックスの薪が販売されており、5~6kg程度で1,000円と案内されています。在庫は利用前に確認してください。

水道や水洗トイレを前提にしたい初心者には準備が多めですが、水を持参でき、不便さも含めて楽しみたい人には選択肢になります。

江別市森林キャンプ場

江別市西野幌にある公設のキャンプ場です。営業期間は5月1日から10月31日までと案内されています。

料金の仕組み

人数ごとに料金がかかります。

宿泊は高校生以上1人400円、小中学生1人80円。日帰りは高校生以上1人200円、小中学生1人40円です。

公式料金表には、別のサイト料金や駐車料金は記載されていません。

家族3人の料金例

大人2人、小学生1人で宿泊する場合は、400円×2人と80円を合わせて880円です。

同じ家族構成で日帰り利用する場合は、200円×2人と40円を合わせて440円です。

水・トイレ

水道、炊事場、水洗トイレ、あずま屋、照明、駐車場、荷物を運ぶリヤカーが案内されています。

水を持参する必要があるキャンプ場と比べると、手洗いや片付けの準備は少なくできます。飲用条件については現地の表示を確認してください。

地面・焚き火

テントを張る場所の詳しい地面の状態は、利用前に公式写真や運営者情報で確認しておくとよさそうです。

焚き火は、焚き火台を使う場合も禁止されています。地面が芝や土かどうかに関係なく、施設のルールが優先されます。

焚き火ができないため、焚き火用の薪は必要ありません。バーベキューなどで炭を使いたい場合は、利用できる場所と器具の条件を確認してください。

利用料金を抑えながら、水道と水洗トイレを利用したい人には見やすい候補です。ただし、焚き火を目的にしている場合は別の施設を検討する必要があります。

えいときゃんぷ場

石狩市厚田区聚富にあるキャンプ場です。フリーサイトやオート区画サイトのほか、レディース優先サイト、柵付きのファミリーサイト、犬連れ向けのサイトなどが案内されています。

料金の仕組み

入場料、駐車料金、サイト料金を足して計算します。

掲載されている入場料は、大人1人2,000円、中高生1人1,000円、小学生1人500円、未就学児と犬は無料です。

普通車・軽自動車の駐車料金は1台1,000円です。

フリーサイトと林間サイトはサイト料金なし、オート区画サイトは2,000円、柵付きのファミリーサイトは3,500円と案内されています。

家族3人の料金例

大人2人、小学生1人、普通車1台でフリーサイトを利用する場合は、入場料4,500円と駐車料金1,000円を合わせて5,500円です。

オート区画サイトならサイト料金2,000円を加えて7,500円。柵付きのファミリーサイトなら、サイト料金3,500円を加えて9,000円です。

利用料金は時期によって変動すると案内されているため、予約画面に表示される最終金額を優先してください。

水・トイレ

飲用できる上水道と炊事場、水洗トイレが案内されています。予約ページでは、水洗トイレは4か所とされています。

水を大量に持参しなくてもよい点は、初めてキャンプへ行く人にとって準備を減らしやすい部分です。

地面・焚き火

芝を保護するルールがあり、直火はできません。

焚き火をする場合は、焚き火台と焚き火シートを使用し、焚き火台を地面から15cm以上離すよう案内されています。

場内で薪が販売されており、公式ページではコンテナ1杯800円と案内されています。在庫や現在の価格は利用前に確認してください。

レディース優先サイトがある

公式サイトには「レディース優先サイト」が掲載されています。

ただし、「女性専用」とは書かれていません。誰が利用できるのか、同行者に男性や子どもがいる場合も予約できるのかなど、詳しい条件は予約前に確認してください。

外周を柵で囲んだサイトもある

ファミリーサイトは外周をフェンスで囲んだサイトで、犬連れ向けのプランとして案内されています。貸切ドッグランサイトもあります。

柵があると犬の飛び出しを防ぎやすくなりますが、犬種、体重、頭数などの条件はサイトごとに異なります。柵の高さや出入口の形も含め、予約するプランの説明を確認してください。

犬連れで確認したいこと

  • 犬種、体重、頭数の条件
  • サイト内でリードを外せる範囲
  • 一般サイトではリードが必要か
  • フェンスの高さや隙間
  • 予防接種などの証明が必要か
  • 車を何台まで予約できるか

水道や水洗トイレ、焚き火、犬連れ向けサイトをまとめて確認したい人には選択肢が多い施設です。その分、人数、車、サイトの種類によって料金が変わるため、予約画面の総額まで見る必要があります。

芝か土かだけで焚き火は判断できない

わたしがアニメを見て初めて知ったのが、キャンプ場ならどこでも焚き火ができるわけではないということでした。

地面が土なら直接火を置いてよい、芝なら焚き火台があればよい、と単純に決まるわけではありません。焚き火ができるかどうかは、キャンプ場ごとの規約で決まります

  • 直火:地面へ直接薪や炭を置いて燃やす方法
  • 焚き火台:火を地面から離して燃やすための器具
  • 焚き火シート:熱や火の粉から芝や地面を守るシート

茨戸川キャンプ場は指定炉以外での直火禁止、えいときゃんぷ場は焚き火台と焚き火シートが必要です。江別市森林キャンプ場は、焚き火台を使う場合も焚き火ができません。

初心者は何を優先して選ぶか

4施設をすべて細かく比べると、初めての人はかえって決めにくくなるかもしれません。最初は次の3点を決めると候補を絞りやすくなります。

  • 家族全員と車を合わせた総額
  • 水道と水洗トイレを優先するか
  • 焚き火をしたいか

料金を抑え、水道と水洗トイレを利用したい場合は、江別市森林キャンプ場が候補になります。ただし、焚き火はできません。

水道や水洗トイレがあり、焚き火もしたい場合は、えいときゃんぷ場が候補になります。犬連れ向けやレディース優先など、サイトの選択肢もありますが、料金の内訳は多めです。

水を持参でき、簡易水洗トイレでも問題がなく、草地や林間の広いサイトを利用したい場合は、茨戸川キャンプ場が候補になります。

とれた小屋ふじいキャンプ場は、通常プランの料金が車1台単位で分かりやすく見えます。水や焚き火など、予約前に確認する項目を整理してから問い合わせると判断しやすくなります。

サッポロさとらんどはキャンプ場ではない

東区にあるサッポロさとらんどには炊事広場がありますが、キャンプ場として利用する施設ではありません。

炊事広場では、テント、タープ、パラソルの設置が禁止されています。バーベキューや炊事をする場所を探しているのか、テントを張って泊まる場所を探しているのかで分けて考えてください。

予約前に見るチェックリスト

  • 宿泊か日帰りか
  • 大人、子ども、未就学児の人数
  • 車やバイクの台数
  • 入場料、駐車料金、サイト料金を足した総額
  • 水道があるか、その水を飲用や調理に使えるか
  • トイレが水洗か簡易式か
  • テントを張る地面が芝、草地、土のどれに近いか
  • 直火、焚き火台、焚き火シートのルール
  • 薪や炭を現地で買えるか
  • 車をテントの近くへ置けるか
  • 犬連れの場合は、犬種、体重、頭数、リードの条件

初回は分からない項目が少ない施設から選ぶ

キャンプはホテルとは違い、自分で持っていく物と、現地にある物を分けて考える必要があります。料金が安く見えても、水、薪、道具、交通費を加えると想定よりかかることもあります。

初めての場合は、最安値だけで決めるより、「水はある」「トイレは水洗」「焚き火はできる・できない」と条件がはっきりしている施設のほうが準備しやすいと思います。

わたし自身も、アニメを見なければ焚き火のルールを知らないまま、キャンプ場を選んでいたかもしれません。まずは家族の人数と車の台数を決め、料金、水、トイレ、焚き火の順に確認してみてください。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「東区どさんこプレス」ハル

札幌生まれ札幌育ちのどさんこライターのハルです。地域情報メディア『東区どさんこプレス』で、暮らしに役立つ地元情報を発信しています。

注目記事

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次