【札幌市】インフルエンザ予防接種はいつから?2026年の料金・対象者・病院の探し方

札幌市ではインフルエンザの報告数が増えています

札幌市の直近の発表では、2026年9月28日~10月4日の定点医療機関当たりの患者報告数は10.95となり、注意報の基準となる10を超えました。接種を考えている方は、「まだ秋だから」と待つより、通いやすい医療機関で今年度の予約や接種が始まっているか確認しておくとよさそうです。

秋から冬にかけて、札幌市内でもインフルエンザ予防接種を調べる機会が増えます。いつから受けられるのか、料金はいくらか、近くの病院で受けられるのか。昨年の情報を見つけても、今年も同じとは限らず迷いますよね。

今年は東京都で例年より早くインフルエンザの流行が始まりました。札幌市でも9月に入ってから患者報告数が増えています。子どもや大人の予防接種についても、例年より早く調べ始めている方がいるかもしれません。

『東区どさんこプレス』のエリア担当ライター、ハルです。わたしは接種先を探すとき、まず市の制度に当てはまるかを見ます。それから、通いやすい医療機関の受付方法を調べる順番です。

この記事では札幌市の公式案内を基に、令和8年度の実施時期や公費負担、費用を確認します。あわせて、定期接種の対象ではない子どもや成人はいつ頃から接種を考えればよいのか、医療機関の探し方や予約前に見ることも整理します。

目次

今年は札幌でもインフルエンザの報告数が増加

東京都は2026年8月27日、都内でインフルエンザの流行が始まったと発表しました。前年より1か月以上早い流行入りで、9月17日には注意報基準を超えたことも発表しています。

札幌市でも、9月14日から20日の週の定点医療機関当たりの報告数は5.14となり、流行開始の目安である1.0を上回っています。東京だけでなく、札幌でもすでに流行が始まっている状況です。

札幌市は接種を希望する方に早めの検討を呼びかけています。ワクチンを接種してから免疫ができるまでには2週間程度かかるため、今年は例年の接種時期を待つのではなく、希望する医療機関の受付がいつ始まるかを確認しておきたいところです。

なお、流行状況は毎週変わります。現在の状況を知りたいときは、札幌市が公表している「インフルエンザ」の発生動向も確認できます。

札幌市の制度は高齢者などが対象

札幌市が案内する令和8年度のインフルエンザ定期予防接種は、市民全員を対象にした制度ではありません。原則として札幌市に住民登録があり、接種日の年齢などが条件に合う方が対象です。まずここを分けておくと、料金を見間違えずに済みます。

65歳以上の方

接種日現在で満65歳以上の方が対象です。

満60歳以上65歳未満でも、心臓・じん臓・呼吸器の機能、またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に、身体障害者手帳1級相当の障がいがある方は対象となります。手帳が1級でも、障がいの種類が異なる場合は対象になりません。該当するか迷う場合は、市の案内や各区保健センターで確認しておきたいところです。

令和8年度の接種期間はいつから

札幌市の高齢者インフルエンザ定期予防接種は、令和8年10月1日から令和9年1月31日までです。令和8年9月中に受ける場合は、対象年齢の方でも任意接種になります。市の期間と、病院が実際に受け付ける日程は別に見ておきたいところです。

市の接種期間だけを見ると、年明けまでなら近所の病院でいつでも受けられるように感じます。ただし、市の案内では期間中でも接種しない日があるとされています。行ける日が限られるなら、病院側の日程も確認しておきたいですね。

公費負担の対象者が支払う接種料金

令和8年度の定期接種料金は1,400円で、対象となる接種は実施期間中に1回です。生活保護受給世帯の方や、世帯全員が市民税非課税の方には料金免除の制度があります。ただし、対象に当てはまるだけで自動的に無料になるわけではありません。

免除を受けるには、該当する証明書類を接種時に医療機関へ提出します。後から料金を返してもらうことはできない、というのが気になるところ。令和8年度は、非課税世帯でも介護保険料の通知書に記載された段階によっては、別の証明書類が必要になる場合があります。市の案内で手元の書類を照らし合わせておくと安心です。

対象外の接種料金は病院ごとに確認

定期接種の対象条件に当てはまらない方や、実施期間外に受ける方の接種は任意接種です。期間中でも、定期接種として2回目以降を受けることはできません。市の1,400円は、すべての接種に共通する料金ではありません。

任意接種の費用は、希望する医療機関に確認します。家族で予定を合わせるときも、わたしなら先に料金と受付時期を見てから日を選びます。市の制度を調べたページだけで、家族全員の費用まで決めてしまうのは難しいのです。

勤務先によっては、インフルエンザ予防接種の費用を一部補助している場合もあります。対象者や補助金額、申請方法などは会社によって異なるため、職場からの案内を確認しておきましょう。領収書の提出が必要になる場合もあるので、接種前に確認しておくと安心です。

子どもや成人の予防接種はいつから受けられる?

定期接種の対象ではない子どもや成人も、任意接種としてインフルエンザワクチンを受けられます。札幌市が案内する高齢者の定期接種期間とは別に、医療機関ごとに受付開始日や接種日が設定されています。

例年は秋から接種を考える方が多い時期ですが、今年は札幌でも9月から流行が始まっています。厚生労働省は例年の流行を踏まえ、12月中旬までに接種を終えることが望ましいとしています。ただし、今年は早めに流行しているため、接種を希望する方は今から医療機関の案内を確認してもよさそうです。

東区内でも、札幌東豊病院は2026年9月25日から小児科でのインフルエンザワクチン接種を開始すると案内しています。一方、天使病院の小児科では9月28日から予約を開始していますが、注射タイプの接種開始は11月5日です。

このように、予約が始まる日と実際に接種できる日は病院によって違います。早く受けたい場合は、予約開始日だけでなく接種開始日まで確認したいですね。受付状況は変わるため、申し込む際は各医療機関の最新の公式案内をご確認ください。

子どもは2回接種の予定も考えておく

子どもの予防接種を考える場合は、接種回数も予定に入れておきたいところです。札幌市の案内では、注射タイプのインフルエンザワクチンは生後6か月から13歳未満が2回接種、13歳以上は原則1回となっています。

13歳未満の2回接種は、通常2~4週間ほどの間隔を空けます。1回目だけを先に予約するのではなく、2回目をいつ受けられるかまで病院に聞いておくと、家族の予定も組みやすくなります。

また、2歳以上19歳未満を対象とする、鼻に噴霧するタイプのワクチンもあります。こちらは原則1回ですが、持病や体調によって接種できない場合もあり、すべての小児科で取り扱っているわけではありません。注射と経鼻ワクチンのどちらを選ぶか迷う場合は、予約前に医師へ相談してください。

ワクチンを受けても、必ずインフルエンザにかからなくなるわけではありません。接種後も手洗いや換気など、普段の感染予防は続けておきたいですね。

札幌市の実施医療機関名簿の見方

定期接種を希望する方は、札幌市公式サイトの「高齢者用予防接種実施医療機関名簿」から探せます。区ごとの名簿で、インフルエンザの取扱欄を見ます。病院名が載っているだけで、希望する予防接種にも対応しているとは決められません。

東区内で探すなら、わたしはまず普段の用事の帰りに寄りやすい場所を見ます。ただ、名簿に載っていても予約が必要だったり、かかりつけの患者さんを優先したりする場合があります。場所で候補を絞った後は、受付状況を病院へ直接聞く流れです。

なお、子どもや成人の任意接種については、高齢者用の名簿だけで探さず、希望する医療機関の公式サイトや公式SNSで今年度の接種案内を確認してください。小児科と一般外来で、対象年齢や予約方法が分かれている場合もあります。

予約方法と受付状況は病院に聞く

接種を受けられる日、予約の要否、受付の終了時期は医療機関ごとに確認します。市の名簿は接種先を探す入口ですが、その日の予約枠やワクチンの在庫までは分かりません。一般の任意接種を希望する場合も、料金と対象年齢を併せて聞くと話が通じやすくなります。

ハル

帰り道に寄れるかも、予約前に見ておきたいですね

電話をかける前に、接種する人の年齢と、定期接種を希望するかを手元で確かめておくと無理がありません。かかりつけでない方を受け付けるかも、その場で聞けます。通いやすさは大事ですが、受付できるかを先に知りたいですよね。

接種当日に持っていく書類の確認

札幌市の定期接種では、氏名、生年月日、住所を確認できる書類を医療機関に提示します。60歳以上65歳未満で障がいの条件に該当する方は、身体障害者手帳(1級)または医師の診断書も必要です。なお、診断書の料金は自己負担となります。予診票は実施医療機関に用意されています。

  • 氏名、生年月日、住所が分かる書類
  • 該当する方の障がいを確認できる書類
  • 料金免除を希望する方の証明書類

とくに料金免除の証明書類は接種時に提出する必要があります。通知書を使う場合も、書かれている内容によっては別の証明が必要です。持参する書類を市の案内で確かめ、迷う場合は予約先に伝えておくと当日の行き違いを避けられます。

子どもや成人の任意接種では、必要な持ち物が医療機関によって異なります。子どもの場合は母子健康手帳や予診票などについて、予約先の案内を確認しておきましょう。

札幌市外で受ける場合の費用の扱い

札幌市に住民登録があっても、市外の医療機関で高齢者インフルエンザ予防接種を受ける場合、市は接種費用を助成していません。費用は全額自己負担となります。市内で受ける場合の1,400円を、そのまま市外にも当てはめられない点に注意が必要です。

市外での接種を予定しているなら、市の「市外の医療機関で定期予防接種を受ける方へ」も確認先です。予防接種依頼書に関する案内もあるため、接種先を決める前に、費用と手続きの扱いを各区保健センターへ相談しておくと安心です。後から払い戻しを見込んで予定を組まずに済みます。

市と病院の案内を見比べる順番

制度の対象や料金は、札幌市公式サイトの「高齢者インフルエンザ定期予防接種」で確認します。定期接種の医療機関を探すときは、市の「高齢者用予防接種実施医療機関名簿」へ。子どもや成人の任意接種を希望する場合は、医療機関の今年度の接種案内を見て、受付状況を確認します。

STEP
市の今年度の案内を見る

まず定期接種の対象になるかを確認します。対象外なら任意接種として探します。

STEP
接種できる医療機関を探す

定期接種は市の名簿、任意接種は各医療機関の今年度の案内を確認します。

STEP
候補の医療機関に確かめる

予約方法、接種開始日、料金、現在の受付状況を確認します。

今年度の市の案内と、病院の接種案内では役割が違います。市の期間内でも病院が毎日受け付けているとは限りません。接種を受けてよいか迷う持病や体調の事情がある方は、予約先の医師にも相談してください。

接種先を探し始めるみなさんへ

去年の料金を覚えていたり、いつもの病院なら受けられると思っていたり。接種先を探すときは、そんな小さな思い込みで立ち止まることがあります。今年はすでに札幌でも流行が始まっているため、子どもや家族の接種時期を早めに調べておきたいところです。

予約まで一度に決めようとすると、家の予定と病院の受付日を行き来することになります。わたしには、市の案内で対象を確かめてから、寄りやすい場所を探す順番が合っています。少し遠回りに見えても、そこで迷いがほどける気がします。

まずは自分や家族が定期接種の対象になるかを確認し、対象外なら任意接種を受け付けている医療機関を探してみませんか。子どもの場合は2回目の予定も忘れずに。接種開始日と予約方法が分かれば、家族の予定に合わせて無理なく準備を始められそうです。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「東区どさんこプレス」ハル

札幌生まれ札幌育ちのどさんこライターのハルです。地域情報メディア『東区どさんこプレス』で、暮らしに役立つ地元情報を発信しています。

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