2022年2月の大雪を覚えている人も多いのではないでしょうか。札幌では2月6日に、24時間降雪量60cmを記録しました。わたしも当時、次々と積もる雪を前に「どこから片づけよう」と途方に暮れた記憶があります。
それ以来、除雪機があれば少し楽になるのかなと考えるようになりました。ただ、わが家には除雪機をしまっておける車庫や物置がありません。買ったあとの置き場所まで考えると、必要なときだけレンタルできないかも気になっていました。
地域情報メディア『東区どさんこプレス』のエリア担当ライター、ハルです。実際に「札幌 除雪機レンタル」と検索してみると、自分で貸出元へ受け取りに行く方法のほか、自宅への配送に対応する貸出先も見つかりました。
そこで次に気になったのが運び方です。除雪機は小型だからといって、どの車にも簡単に載せられるとは限りません。料金を見る前に、保管場所、車への積載、配送、返却まで確認したほうがよさそうです。
除雪機を買うか借りるか迷った理由
大雪のあとだけを見ると、「除雪機が一台あったら」と思います。ただ、雪がない時期も含めて考えると、購入費用だけでは決められません。
わが家の場合、いちばん気になるのは置き場所です。冬の間だけでなく、春から秋までどこに保管するのかを考えると、車庫や物置がない家では一台増える影響が意外と大きく感じます。
そこで、まずは必要なときだけ借りられないかを調べることにしました。購入とレンタルのどちらが合うかは、使う回数だけでなく、置き場所まで含めて考えると見えやすくなります。
ハルわが家では「しまう場所がない」がレンタルを調べ始めた理由でした
短期利用と冬の間の利用で考え方が変わる
一度だけまとまった雪を片づけたいのか、降るたびに使いたいのかでも借り方は変わります。
数日だけの貸出に対応しているところもあれば、より長い期間の利用を相談できる場合もあります。貸出期間や料金体系は事業者によって違うため、希望する使い方を先に決めてから探すほうが比べやすそうです。
- 数日だけ借りたい
-
大雪のあとなど、駐車場や通路を一度まとめて片づけたい場合に検討しやすい使い方です。
- 冬の間に何度も使いたい
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長期間の貸出に対応しているか、保管や故障時の扱いも含めて問い合わせておきたいところです。
特に長く借りる場合は、自宅に置いている間の保管方法も確認が必要です。屋外でそのまま保管できるとは限らないため、わが家のように車庫や物置がない場合は先に相談したい部分です。
店舗受け取りか配送かで最初に迷った
レンタルを調べていて、わたしが最初に引っかかったのが受け取り方法でした。
検索した時点では、自分で貸出元へ取りに行くところと、自宅までの配送に対応しているところが見つかりました。車を持っているので、最初は「自分で取りに行けばいいのかな」と考えましたが、そこで除雪機そのものの大きさと重さが気になりました。
店舗まで車で行けることと、除雪機を安全に持ち帰れることは別です。借りたい機種が車に載るのか、積み込みにはどんな方法が必要なのか、貸出元で積み降ろしを手伝ってもらえるのかまで確認したほうがよさそうです。
車種だけを見て「載る」「載らない」と決めず、利用予定の車と借りたい機種を貸出元へ伝えて相談するのが確実です。
配送なら家のどこまで運んでもらえるかも確認
自分で運ぶのが難しそうなら、配送も選択肢になります。ただし、配送の有無や料金、対応地域は貸出元によって変わります。
自宅まで届けてもらえるとしても、玄関前なのか、敷地内の置き場所までなのかなど、受け渡し方法は確認しておきたいところです。
わが家の場合は保管場所がないので、配送してもらったあと「返却までどこに置くか」まで考える必要があります。借りられることが分かっても、そこで終わりではありません。
除雪する場所を測ってから機種を相談する
次に確認したいのは、自宅で除雪したい場所です。機種名から探すより、駐車場、玄関までの通路、物置の前など、実際に雪を動かしたい範囲から考えたほうが相談しやすくなります。
特に見ておきたいのが、いちばん狭い場所です。本体が通れても、曲がる場所が足りなければ扱いにくいことがあります。通路幅だけでなく、曲がり角や段差も一緒に見ておきます。
- 除雪したい範囲
- 通路や門まわりのいちばん狭い幅
- 段差や砂利、雪の下にある障害物
- 雪を飛ばせる方向と場所
- 借りている間に本体を置ける場所
最初にやるなら、自宅のいちばん狭い通路を測る。これだけでも、貸出元へ相談するときの話が具体的になります。スマートフォンで場所の写真も撮っておけば、状況を説明しやすくなります。
料金表だけでは分からない費用もある
レンタル料金を見るときは、表示されている基本料金だけで決めないほうがよさそうです。燃料、配送、補償、延長などの扱いによって、最終的な金額が変わる場合があります。
| 確認したい項目 | 問い合わせ時に聞くこと |
|---|---|
| 基本料金 | 何時間・何日単位か、延長時はいくらか |
| 燃料 | 燃料の種類と返却時の給油条件 |
| 配送 | 対応地域、配送日時、追加費用 |
| 補償 | 破損時の扱いと補償の対象範囲 |
| 返却 | 清掃や給油が必要か、返却時刻は何時か |
大雪のあとに急いで借りようとすると、料金だけ見て決めたくなります。ですが、わたしなら先に「自分で運べるか」「配送してもらえるか」「家で置いておけるか」を確認します。その3つが分かってから料金を比べるほうが、あとで困りにくいと感じています。
札幌市の貸出制度は自宅用レンタルとは別
札幌市にも小型除雪機の貸出制度があります。ただし、2026年度の市公式情報では、対象は町内会や除雪ボランティアを行う団体などで、個人への貸出しは行われていません。
自宅の駐車場や玄関前を除雪するために個人で借りたい場合は、民間のレンタルとは分けて考える必要があります。市の制度は年度によって内容が変わる可能性があるため、利用を検討する場合は札幌市の最新情報を確認してください。
予約する前に返却までの流れを聞いておく
使いたい日が決まったら、在庫だけでなく受け取りと返却の時間も確認します。降雪状況によって貸出状況が変わる可能性もあるため、目当ての日があるなら早めに問い合わせたほうが動きやすくなります。
返却前に燃料を入れる必要があるのか、雪を落としてから返すのか、予定より長く使いたくなった場合に延長できるのかも確認しておきたいところです。
通路幅、段差、雪を飛ばせる場所、保管場所を確認します。
車で運べるのか、配送を利用するのかを貸出元へ相談します。
燃料、配送費、補償、延長、返却時刻まで確認しておきます。
札幌の雪質と自宅の通路も見ておきたい
降ったばかりの雪と、踏み固められたり水分を含んだりした雪では状態が違います。どの機種が合うかは雪の状態や除雪する場所でも変わるため、貸出元には利用場所の状況も伝えて相談したいところです。
雪を飛ばす場所も必要です。窓、車、隣の敷地、人が通る場所へ向けて投雪しないよう、作業を始める前に方向を考えておきます。
自宅敷地内の雪を車道や歩道へ出さないことも忘れないようにします。札幌市は、民有地の雪を道路へ出すことは法律で禁止されていると案内しています。
初めて使うなら操作より先に停止方法を確認
レンタルでは、初めて触る機種を使うことも考えられます。受け取ったら、すぐ雪の中へ入るのではなく、取扱説明書と貸出元の説明を確認しておきたいところです。
特に確認しておきたいのが、停止方法と雪詰まりへの対応です。雪が詰まっても回転部へ手を入れず、エンジンを止めて回転部が完全に止まったことを確認し、その機種で指定された雪かき棒などを使います。実際の操作は、借りた機種の取扱説明書と貸出元の案内を優先してください。
猫がいるわが家では、玄関を開けるときも足元をよく見ます。除雪中も同じで、人やペットが作業する範囲へ近づいていないことを確認してから動かしたいものです。
保管場所がない家では「借りたあと」まで考える
今回レンタルについて調べてみて、わたしが思っていた以上に気になったのが「借りたあと、どこへ置くか」でした。
大雪の日は一度除雪して終わりとは限りません。翌朝また使うなら、返却までの間に除雪機を置いておく場所が必要になります。車庫や物置がないわが家では、購入するときだけでなくレンタルでも確認しておきたい点でした。
保管方法に指定があることも考えられるため、屋外へ置いてよいのか、雪や水分への対策はどうするのかも、貸出元に聞いておくと判断しやすくなります。
また、急な坂や極端に狭い通路など、場所によっては除雪機そのものが向かないこともあります。運搬や操作に不安が大きければ、除雪サービスを利用する方法も含めて考えたほうが無理がありません。
札幌で除雪機レンタルを探す前に、まず幅を測ってみる
2022年の大雪では、雪を前にして「除雪機があったら」と何度も思いました。一方で、実際にレンタルについて調べてみると、機械を借りられるかだけではなく、運べるか、置いておけるか、返せるかまで考える必要があると分かります。
特にわが家のように車庫や物置がない場合は、料金表を見る前に保管場所を考えることも大切です。車で受け取りに行くなら、積載できるかどうかも先に確認します。
これからレンタルを探すなら、まずは自宅で除雪したい場所のいちばん狭い幅を測り、利用したい日と一緒にメモしてみてください。そのうえで貸出元に「この場所で使いたい」「この車で取りに行けるか」「配送はできるか」と聞けば、自宅に合う借り方を判断しやすくなります。













